公開 2025/01/10 / 最終更新 2025/01/10

ついに法人が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。 2024年12月第5週

6週連続、合計1.0兆円の買いからの44億円の売りへ法人が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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12月第5週、ついに法人部門が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。相場下落の転換点となる。

法人は、売りに転じる前(2024年11月11日から12月27日)の6週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は1.0兆円となっていた。

この大きな買い越しの影響もあり、日経平均は1,630円上昇した(上昇率4.24%)。

そして、12月第5週(2024年12月30日~12月30日)に44億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

その後、日経平均は下落しており、法人の売り転換が相場の転換となったと言える。

生保・損保部門は、法人とは逆に、買いへ転じる。

生保・損保は、売り越し8週連続で、合計売り越し金額を3,757億円としたのち、12月第5週に65億円の買い越しに転じている。

現時点で、相場に影響を与えているのは、生保・損保部門ではなく、法人部門の方である。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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