裁定買い残が一転減少へ。裁定解消の現物売り始まる。[2024年4月1日~4月5日]
著者 charttrader編集部 |
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過去4年間における最高水準まで積み上がっていた裁定買い残が一転、減少へ。裁定解消が始まる。
2024年3月29日時点では、過去4年間で最高となる2.5兆円まで買い残が積み上がっていたが、2024年4月1日~4月5日、前週よりも279億円減少し、裁定買いの解消が始まったとみられる。
「先物売り・現物買い」のセットで構成される裁定買いポジションを解消するために、先物を決済すると同時に現物の売りが進んだ。 このまま、裁定の解消が進めば、現物の売りが継続し、相場には下落圧力となる。
裁定解消のタイミングとして、先物のSQ日寄付やSQ前日などに集中することもあるので注意が必要である。
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