日経平均980円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2024年3月第2週
著者 charttrader編集部 |
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2024年3月11日~3月15日(3月第2週)、日経平均980円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門
3月第2週となる2024年3月11日~3月15日の週は、前週に比べ、日経平均は980円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,354億円の売り越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:502億円の売り越し、先物:5,852億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.海外投資家部門 6,354億円売り越し (株式-503億、先物-5,853億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,871億円売り越し (株式-6,823億、先物2,951億)
- 3.金融機関部門 2,034億円売り越し (株式-7,264億、先物5,228億)
- 4.法人部門 1,314億円売り越し (株式-7,116億、先物5,801億)
- 5.投資信託部門 1,212億円売り越し (株式-1,756億、先物542億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 6,011億円買い越し (株式4,549億、先物1,461億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,979億円買い越し (株式-167億、先物2,146億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,507億円買い越し (株式1,460億、先物47億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 749億円買い越し (株式2,962億、先物-2,213億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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