公開 2025/06/19 / 最終更新 2025/06/19

11週買い越しの事業法人 VS 9週売り越しの金融機関[2025年6月9日~6月13日(6月第2週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門3.1兆の買いと金融機関部門3.1兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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事業法人の11週連続買い越しの3.1兆円と、金融機関の9週連続売り越しの3.1兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から6月13日の期間で、日経平均は710円の上昇(1.92%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

6月第2週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 11週連続 計+3.1兆円(+3,258億円)
  • 2.海外投資家部門 9週連続 計+4.0兆円(+2,761億円)
  • 3.その他法人等部門 4週連続 計+815億円(+300億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 9週連続 計-3.1兆円(-4,282億円)
  • 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 8週連続 計-2.9兆円(-3,750億円)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 5週連続 計-1.4兆円(-2,956億円)
  • 4.法人部門 3週連続 計-7,184億円(-487億円)

※()カッコ内数字は2025年6月9日~6月13日(6月第2週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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