公開 2025/07/03 / 最終更新 2025/07/03

13週買い越しの事業法人 VS 11週売り越しの金融機関[2025年6月23日~6月27日(6月第4週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門3.4兆の買いと金融機関部門3.4兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

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事業法人の13週連続買い越しの3.4兆円と、金融機関の11週連続売り越しの3.4兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から6月27日の期間で、日経平均は3,030円の上昇(8.16%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

6月第4週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 13週連続 計+3.4兆円(+471億円)
  • 2.海外投資家部門 11週連続 計+4.6兆円(+3,956億円)
  • 3.その他法人等部門 6週連続 計+1,530億円(+553億円)
  • 4.投資信託部門 3週連続 計+2,523億円(+2,060億円)

<売り勢力>

  • 1.金融機関部門 11週連続 計-3.4兆円(-64億円)
  • 2.生保・損保部門 4週連続 計-1,649億円(-86億円)
  • 3.個人投資家部門 3週連続 計-1.0兆円(-7,028億円)
  • 4.都銀・地銀等部門 3週連続 計-585億円(-142億円)

※()カッコ内数字は2025年6月23日~6月27日(6月第4週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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