米国ロビンフッド現象で、ついに日本の個人投資家も買いに動く!
著者 charttrader編集部 |
アメリカ発のロビンフッド証券の大躍進
今、アメリカでは2013年創業のロビンフッド証券が大躍進して、大手証券会社を凌駕する規模になってきています。
口座開設で株式が無料でもらえることで若者、超初心者へ一気に広がっています。
取引手数料無料を掲げたネット証券で、特にスマホアプリの簡便さがトレード意欲をそそらせると評判です。
この取引手数料無料は、米国大手のチャールズシュワブ証券も追随し、米国では取引手数料無料が後押しとなって投資家人口が増え、S&Pやダウ、IT巨人銘柄などの株価上昇を演出していると言えます。
これはロビンフッド現象と言え、新型コロナの影響で世界的に雇用・収入への不安や巣ごもり需要も相まって、株式投資という選択肢が爆発的に増加しています。
アメリカ発の手数料無料化の流れは日本にもきており、auカブコム証券の信用取引手数料無料、マネックス証券の取引手数料のポイント還元、SBI証券の手数料無料条件の緩和、野村證券のスリーゼロなど徐々に広まってきています。
ロビンフッド現象で、日本の個人投資家も動き始める
そして、この流れについに日本の個人投資家が動き始めました。
個人投資家は今まで(過去の記事でも紹介していますが)、逆張りでの投資がほとんどでした。
株価が安くなると買い、高くなると売るという指値での取引といったイメージです。
その為、コロナ相場では底で拾うことができたのですが、その後の上昇相場では、売りに回り利益を伸ばせていないませんでした。 それが1月中旬ごろから基調が変わってきます。
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上記のチャートはチャートトレーダーの画面ですが、個人投資家が上昇相場にもかかわらず「買い越し」が増加してきています。
つまり、順張りでの買いをしていることが分かります。反対に、今の上昇局面では海外投資家は買い貯めたポジションを減らしている点は注目に値します。
アメリカの個人投資家は何をしている?
それではロビンフッド現象を巻き起こしているアメリカの個人投資家はどのように動いているのでしょうか?
下記は、同様にチャートトレーダーのS&P500の小口投資家の動向チャートです。
個人投資家というわけではありませんが、実需筋やファンドとは異なると言う点から個人投資家よりのポジション動向が分かるチャートになります。
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まさにロビンフッド現象と同様に、小口投資家だけはコロナショック以後、順調に買いポジションを増やしてきていることが分かります。
アメリカの若者たちがスマホ片手に、株を買っている姿がイメージできます。
米国の個人投資家も、おし日本国内の個人投資家も、世界的な株高基調に乗り始めてきていることは株価上昇圧力となり 上昇トレンドを加速し、より角度高く上昇していくことを意味します。 相場が上昇するので全員がハッピーという状況になるのですが、 いつかは上昇は止まり、急落を迎えます。 そのタイミングはだれにも分かりませんが、アメリカだけでなく、日本の個人投資家も買いにまわったと言う状況から 今後は急落の可能性もしっかりと視野に入れておく必要があります。
この記事の著者
charttrader編集部 |
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