公開 2020/10/21 / 最終更新 2020/10/21

裁定売り残が一転減少へ。裁定解消の現物買い始まる。[2020年10月12日~10月16日]

裁定取引(アービトラージ)の売り残が減少に転じる。947億円の減少
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):プログラム売買の裁定買い残チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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過去3ヶ月間における最高水準まで積み上がっていた裁定売り残が一転、減少へ。裁定解消が始まる。

2020年10月9日時点では、過去3ヶ月間で最高となる2.0兆円の売り残が積み上がっていたが、2020年10月12日~10月16日、前週よりも947億円減少し、裁定売りの解消が始まったとみられる。

「先物買い・現物空売り」のセットで構成される裁定売りポジションを解消するために、先物を決済すると同時に現物の買い戻しが進んだ。 このまま、裁定の解消が進めば、現物の買い戻しが継続し、相場には上昇圧力となる。

裁定解消のタイミングとして、先物のSQ日寄付やSQ前日などに集中することもあるので注意が必要である。


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