ついに投資信託が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。 2021年2月第4週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2月第4週、ついに投資信託部門が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。
投資信託は、買いに転じる前(2021年1月12日から2月19日)の5週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は4,887億円となっていた。
大きな売り越しだったが、日経平均は反対に1,490円上昇した(上昇率5.25%)。
そして、2月第4週(2021年2月22日~2月26日)に448億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。
しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、投資信託は相場を動かすには至っていない。
GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、投資信託とは逆に、売りへ転じる。
日経平均の1,490円の上昇(5.25%)とともに、 信託銀行は、買い越し2週連続で、合計買い越し金額を476億円としたのち、2月第4週に1,904億円の売り越しに転じている。
その後、日経平均は、下落に転じており、信託銀行の売り転換が相場の転換点となったと言える。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。