公開 2021/03/04 / 最終更新 2021/03/04

ついに投資信託が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。 2021年2月第4週

5週連続、合計4,887億円の売りからの448億円の買いへ投資信託が動く。
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

2月第4週、ついに投資信託部門が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。

投資信託は、買いに転じる前(2021年1月12日から2月19日)の5週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は4,887億円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に1,490円上昇した(上昇率5.25%)。

そして、2月第4週(2021年2月22日~2月26日)に448億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、投資信託は相場を動かすには至っていない。

GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、投資信託とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の1,490円の上昇(5.25%)とともに、 信託銀行は、買い越し2週連続で、合計買い越し金額を476億円としたのち、2月第4週に1,904億円の売り越しに転じている。

その後、日経平均は、下落に転じており、信託銀行の売り転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


ユーザー成績などの記事
あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。