ついに海外投資家が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。 2020年11月第1週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
11月第1週、ついに海外投資家部門が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。相場上昇の転換点となる。
海外投資家は、買いに転じる前(2020年10月5日から10月30日)の3週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は9,406億円となっていた。
この大きな売り越しの影響もあり、日経平均は640円下落した(下落率-2.72%)。
そして、11月第1週(2020年11月2日~11月6日)に1.1兆円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。
その後、日経平均は上昇しており、海外投資家の買い転換が相場の転換となったと言える。
上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門は、海外投資家とは逆に、売りへ転じる。
事業法人は、買い越し4週連続で、合計買い越し金額を561億円としたのち、11月第1週に323億円の売り越しに転じている。
現時点で、相場に影響を与えているのは、上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門ではなく、海外投資家部門の方である。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。