海外投資家は5,303億円の売り越し、4週連続　2025年3月第2週

著者 charttrader編集部

＜海外投資家売買動向 2025年3月21日発表＞

2025年3月10日～3月14日（3月第2週）の5日間で、
日経平均は約150円上昇し、東証プライム全体の売買代金は約23.6兆円。

この上昇の週、海外投資家は、東証プライム株式と先物（日経、TOPIX、JPX先物）をあわせて5,303億円の売り越し。（内訳、東証プライム株式：7,921億円売り越し、先物：2,618億円買い越し）

海外投資家が売り越しする中、3月第2週に、買い越しに回り海外投資家の売り越し分を吸収した部門は、「日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門」で約6,438億円の買い越しとなった。
この期間に、個人投資家は、海外投資家と同様に売り越し（2,904億売り越し）だった。

海外投資家は、先週までの流れを引き継いだ売り越しであり、 4週連続で売り越し（合計2.7兆円）となっている。
対抗するのは「上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門」で、10週連続で買い越し（合計2.0兆円）である。

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