公開 2022/11/10 / 最終更新 2022/11/10

ついに金融機関が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。 2022年11月第1週

6週連続、合計1.5兆円の買いからの1,335億円の売りへ金融機関が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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11月第1週、ついに金融機関部門が売りに転じる。7週ぶりの売り越し。

金融機関は、売りに転じる前(2022年9月12日から10月28日)の6週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は1.5兆円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に460円下落した(下落率-1.68%)。

そして、11月第1週(2022年10月31日~11月4日)に1,335億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、金融機関は相場を動かすには至っていない。

投資信託部門は、金融機関とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の460円の下落(-1.68%)とともに、 投資信託は、売り越し3週連続で、合計売り越し金額を2,740億円としたのち、11月第1週に595億円の買い越しに転じている。

その後、日経平均は、上昇に転じており、投資信託の買い転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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