ついに海外投資家が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。 2023年7月第1週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
7月第1週、ついに海外投資家部門が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。
海外投資家は、買いに転じる前(2023年6月5日から6月30日)の3週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は5,035億円となっていた。
大きな売り越しだったが、日経平均は反対に920円上昇した(上昇率2.86%)。
そして、7月第1週(2023年7月3日~7月7日)に1,152億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。
しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、海外投資家は相場を動かすには至っていない。
法人部門は、海外投資家とは逆に、売りへ転じる。
日経平均の920円の上昇(2.86%)とともに、 法人は、買い越し1週連続で、合計買い越し金額を1,302億円としたのち、7月第1週に7,282億円の売り越しに転じている。
その後、日経平均は、下落に転じており、法人の売り転換が相場の転換点となったと言える。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。