公開 2024/04/11 / 最終更新 2024/04/11

ついに委託計が買いに転じる。14週ぶりの買い越し。 2024年4月第1週

13週連続、合計3.8兆円の売りからの1.3兆円の買いへ委託計が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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4月第1週、ついに委託計部門が買いに転じる。14週ぶりの買い越し。

委託計は、買いに転じる前(2023年12月25日から3月29日)の13週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は3.8兆円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に6,900円上昇した(上昇率20.63%)。

そして、4月第1週(2024年4月1日~4月5日)に1.3兆円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、委託計は相場を動かすには至っていない。

日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門は、委託計とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の6,900円の上昇(20.63%)とともに、 自己計は、買い越し13週連続で、合計買い越し金額を3.8兆円としたのち、4月第1週に1.3兆円の売り越しに転じている。

その後、日経平均は、下落に転じており、自己計の売り転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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