公開 2021/10/21 / 最終更新 2021/10/21

ついに個人投資家が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。 2021年10月第2週

3週連続、合計9,268億円の買いからの2,172億円の売りへ個人投資家が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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10月第2週、ついに個人投資家部門が売りに転じる。4週ぶりの売り越し。

個人投資家は、売りに転じる前(2021年9月13日から10月8日)の3週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は9,268億円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に2,450円下落した(下落率-8.04%)。

そして、10月第2週(2021年10月11日~10月15日)に2,172億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に上昇の流れであり、個人投資家は相場を動かすには至っていない。

その他金融機関部門は、個人投資家とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の2,450円の下落(-8.04%)とともに、 その他金融機関は、売り越し6週連続で、合計売り越し金額を624億円としたのち、10月第2週に157億円の買い越しに転じている。

その後、日経平均は、上昇に転じており、その他金融機関の買い転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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