公開 2022/01/20 / 最終更新 2022/01/20

ついに自己計が買いに転じる。10週ぶりの買い越し。 2022年1月第2週

9週連続、合計9,113億円の売りからの2,750億円の買いへ自己計が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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1月第2週、ついに日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門が買いに転じる。10週ぶりの買い越し。

自己計は、買いに転じる前(2021年11月1日から1月7日)の9週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は9,113億円となっていた。

この大きな売り越しの影響もあり、日経平均は1,130円下落した(下落率-3.83%)。

そして、1月第2週(2022年1月11日~1月14日)に2,750億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は下落しており、自己計の買い転換は相場への影響は限定的だったと言える。

海外投資家部門は、自己計とは逆に、売りへ転じる。

海外投資家は、買い越し3週連続で、合計買い越し金額を7,764億円としたのち、1月第2週に3,215億円の売り越しに転じている。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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