ついに事業法人が売りに転じる。12週ぶりの売り越し。　2025年3月第4週

著者 charttrader編集部

3月第4週、ついに上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門が売りに転じる。12週ぶりの売り越し。

事業法人は、売りに転じる前（2024年12月30日から3月21日）の11週間、買い越しを継続し、総買い越し金額は2.0兆円となっていた。

大きな買い越しだったが、日経平均は反対に2,210円下落した（下落率-5.56%)。

そして、3月第4週（2025年3月24日～3月28日）に78億円を売り越し、それまでの流れから反転した。買い一辺倒の流れと断ち切り、売りへ舵を切っている。

事業法人の売りも加わり、その後、日経平均は下落している。

個人投資家部門は、事業法人とは逆に、買いへ転じる。

日経平均の2,210円の下落（-5.56%)とともに、 個人投資家は、売り越し3週連続で、合計売り越し金額を1.2兆円としたのち、3月第4週に5,671億円の買い越しに転じている。

※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証プライム株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

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