16週買い越しの事業法人 VS 9週売り越しの生保・損保[2024年10月15日~10月18日(10月第3週)]
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
事業法人の16週連続買い越しの3.3兆円と、生保・損保の9週連続売り越しの3,773億円のせめぎ合い
2024年6月24日から10月18日の期間で、日経平均は600円の下落(-1.52%)。生保・損保をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。
10月第3週は、事業法人の買い越し額の方が大きいが、日経は下落しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 16週連続 計+3.3兆円(+1,387億円)
- 2.投資信託部門 4週連続 計+6,265億円(+799億円)
<売り勢力>
- 1.生保・損保部門 9週連続 計-3,773億円(-271億円)
- 2.金融機関部門 3週連続 計-3,519億円(-178億円)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3週連続 計-3,364億円(-622億円)
※()カッコ内数字は2024年10月15日~10月18日(10月第3週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。