公開 2023/08/31 / 最終更新 2023/08/31

ついに信託銀行が買いに転じる。10週ぶりの買い越し。 2023年8月第4週

9週連続、合計2.6兆円の売りからの48億円の買いへ信託銀行が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証PRM+先物)チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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8月第4週、ついにGPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門が買いに転じる。10週ぶりの買い越し。相場上昇の転換点となる。

信託銀行は、買いに転じる前(2023年6月12日から8月18日)の9週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は2.6兆円となっていた。

この大きな売り越しの影響もあり、日経平均は2,250円下落した(下落率-6.69%)。

そして、8月第4週(2023年8月21日~8月25日)に48億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

その後、日経平均は上昇しており、信託銀行の買い転換が相場の転換となったと言える。

個人投資家部門は、信託銀行とは逆に、売りへ転じる。

個人投資家は、買い越し1週連続で、合計買い越し金額を5,314億円としたのち、8月第4週に853億円の売り越しに転じている。

現時点で、相場に影響を与えているのは、個人投資家部門ではなく、GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門の方である。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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