ついに個人投資家が買いに転じる。5週ぶりの買い越し。 2024年9月第1週
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
9月第1週、ついに個人投資家部門が買いに転じる。5週ぶりの買い越し。
個人投資家は、買いに転じる前(2024年7月29日から8月30日)の4週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は7,648億円となっていた。
大きな売り越しだったが、日経平均は反対に2,730円上昇した(上昇率7.62%)。
そして、9月第1週(2024年9月2日~9月6日)に5,359億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。
しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、個人投資家は相場を動かすには至っていない。
日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門は、個人投資家とは逆に、売りへ転じる。
日経平均の2,730円の上昇(7.62%)とともに、 自己計は、買い越し1週連続で、合計買い越し金額を115億円としたのち、9月第1週に64億円の売り越しに転じている。
その後、日経平均は、下落に転じており、自己計の売り転換が相場の転換点となったと言える。
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。