公開 2024/01/09 / 最終更新 2024/01/09

裁定買い残増。現物買いの積み上がり最高水準[2023年12月25日~12月29日]

裁定取引(アービトラージ)の買い残が過去3ヶ月で最も高い水準まで積み上がっている。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):プログラム売買の裁定買い残チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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裁定買い残が過去3ヶ月で最も高い水準

2023年12月25日~12月29日、裁定買い残は、前週よりも5,121億円増加し、1.3兆円まで積みがっている。

プログラム売買の裁定取引において「先物売り・現物買い」が多く行われてきており、まだ決済(裁定の解消)されてない額が1.3兆円存在している。 現物が割安で、先物が割高ということなので、一般的に短期的には上昇予測と考えられる。 対して、1.3兆円まで積み上がった現物の買いは、将来において売り決済されることになるため、株価下落の要因でもある。 売っていた先物を決済すると同時に現物を売り決済する必要がある為、先物のSQ日寄付やSQ前日などに大きな売り圧力となることがある。


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