裁定売り残が一転減少へ。裁定解消の現物買い始まる。[2024年4月8日~4月12日]
著者 charttrader編集部 |
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過去1年間における最高水準まで積み上がっていた裁定売り残が一転、減少へ。裁定解消が始まる。
2024年4月5日時点では、過去1年間で最高となる5,821億円の売り残が積み上がっていたが、2024年4月8日~4月12日、前週よりも1,525億円減少し、裁定売りの解消が始まったとみられる。
「先物買い・現物空売り」のセットで構成される裁定売りポジションを解消するために、先物を決済すると同時に現物の買い戻しが進んだ。 このまま、裁定の解消が進めば、現物の買い戻しが継続し、相場には上昇圧力となる。
裁定解消のタイミングとして、先物のSQ日寄付やSQ前日などに集中することもあるので注意が必要である。
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