公開 2024/04/17 / 最終更新 2024/04/17

裁定売り残が一転減少へ。裁定解消の現物買い始まる。[2024年4月8日~4月12日]

裁定取引(アービトラージ)の売り残が減少に転じる。1,525億円の減少
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):プログラム売買の裁定買い残チャート/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

過去1年間における最高水準まで積み上がっていた裁定売り残が一転、減少へ。裁定解消が始まる。

2024年4月5日時点では、過去1年間で最高となる5,821億円の売り残が積み上がっていたが、2024年4月8日~4月12日、前週よりも1,525億円減少し、裁定売りの解消が始まったとみられる。

「先物買い・現物空売り」のセットで構成される裁定売りポジションを解消するために、先物を決済すると同時に現物の買い戻しが進んだ。 このまま、裁定の解消が進めば、現物の買い戻しが継続し、相場には上昇圧力となる。

裁定解消のタイミングとして、先物のSQ日寄付やSQ前日などに集中することもあるので注意が必要である。


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


ユーザー成績などの記事
あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。