緊急事態宣言解除で最も上昇規模が大きかったのはJALとANA [2020年5月25日]
著者 charttrader編集部 |
2020年5月25日、緊急事態宣言が全国で解除することが正式に決定されました。新型コロナウィルス感染拡大対策として4月7日に出されて約1ヶ月半で解除となりました。コロナ感染の第2派などの懸念はありながらも経済の再建に向けて一歩踏み出した日でもあります。
この日の株式市場は上昇で終わりました。そんな中でどの銘柄が大きな上昇をしたのでしょうか。
緊急事態宣言解除で腰の入った上昇はJALとANA
日経平均は前営業日比で+350円高となっており、多くの業種で平均的に上昇しています。その中でも特に上昇規模が大きかったのは空運業種の「JAL」と「ANA」です。
コロナショックでの影響をもろに受けた航空業界が、緊急事態宣言解除日に大きな上昇となったことにはうなずけます。
- 9201:日本航空 上昇率9.41% 上昇規模(上昇率×売買代金)21.7億円
- 9202:ANAホールディングス 上昇率7.59% 上昇規模(上昇率×売買代金)14.3億円
どちらも大きな上昇を伴い、売買代金も上位に入る規模となっています。
上チャートでは、縦軸に「上昇率」、横軸に「業種」。そして各銘柄の上昇規模(上昇率×売買代金)を円の大きさでプロットされています。一目で、上昇した業種や大商いとなった上昇銘柄を見つけることができます。
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