公開 2021/09/02 / 最終更新 2021/09/02

14週買い越しの事業法人 VS 14週売り越しの生保・損保[2021年8月23日~8月27日(8月第4週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門9,256億の買いと生保・損保部門2,375億の売りのせめぎ合い
著者
charttrader編集部

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事業法人の14週連続買い越しの9,256億円と、生保・損保の14週連続売り越しの2,375億円のせめぎ合い

2021年5月17日から8月27日の期間で、日経平均は670円の下落(-2.39%)。生保・損保をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。

8月第4週は、事業法人の買い越し額の方が大きく、買い勢力の巻き返しも今後あり得る(8月第4週、日経は上昇している)。 また、14週連続での売り越しによって売り物が無くなれば、売り枯れ相場は強しと言うように、買い勢力有利に反転する可能性もある。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 14週連続 計+9,256億円(+1,001億円)
  • 2.その他法人等部門 7週連続 計+1,453億円(+280億円)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3週連続 計+740億円(+223億円)

<売り勢力>

  • 1.生保・損保部門 14週連続 計-2,375億円(-190億円)
  • 2.投資信託部門 3週連続 計-2,106億円(-616億円)

※()カッコ内数字は2021年8月23日~8月27日(8月第4週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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